2007年・有田川の近況


4月9日(月) 観察時間11:00 〜12:00*天気・晴れ*気温18度・水温・15度・宮原頭首工 
久ぶりに魚道を見に出かけた。やはり鮎が溯上しだすと正直なもので鳥もやってくる。昨日の日曜日に纏まった溯上があったと聞き
気になって見に出かけた。やはり鮎には天敵の川鵜もあちらこちらで確認する。鷺も数多く水辺で鮎の通るのを構えているようでした。
溯上状態については今日見たところで体調8cm前後の鮎が毎分20尾前後でした。もう少し気温が上がり安定すれば数も増える
のではと思います。先日、新しく就任された新組合長は 以前にも組合の役員をされた人で、事の他 魚道の水の調整には詳しい
方で 常に天然溯上の鮎を多く上げれるか考えておられる人なので頼もしい限りです。今年も数多くの溯上を願いたいものですね。。。

第二回放流・4月6日
*和田の下・375kg *宮ノ下・200kg *修理川・50kg *ボダイ・125kg *ガマの瀬・250kg *ダイ3アト・250kg 12万尾

4月3日(火)・曇り・気温14度・水温・12度・吉備中央大橋
本日、有田川漁協が予定通り 午前9時半過ぎから取材各社が見守る中、稚鮎の放流が行われました。水況は発電放水が10トン、
濁りも無く水量では申し分の無い水況でした。川に放流された鮎は元気良く泳いで行きました。
今後、順次放流予定が入っています。
本日の放流場所並びに放流量は次のとおりです。(人口産)
宮原橋・125kg   田殿橋・125kg   吉備中央大橋・375kg   旧金屋橋・375kg   神戸の下・250kg  16万尾 

2007/03/31・観察時間/午後 *天気/晴れ *気温/15℃〜18℃
明日のアマゴ特別解禁を前に午後から花園・室川・上湯川・四村川・修理川と見て来ました。
水況は、10cm〜20cm高で濁りは有りませんでした。大きいサイズで推定で22cm前後あったように見えました。
小さいサイズでも15cm以上はあったようです。明日のお天気は曇り一時雨の予報が出ています。アマゴには適した雨かも知れないですが
釣りに入られる方々は、くれぐれも怪我の無い様お気をつけ下さい。
また、暖かくなったと言っても山深い場所なので防寒着も忘れないようにお勧めします。

今年の有田川アマゴ漁解禁についてのお知らせです。
特別解禁日・
4月1日(日) 一般解禁日 4月2日(月) 
解禁河川は有田川の六ヶ所の支流◆花園・高野峡◆上湯川◆室川◆修理川◆四村川◆楠本川です。
遊魚料は特解券
¥5.250- 日券¥3.150- 年券¥5.250- 遊魚期間は4月2日から6月30日でです。

2007/03/28・/11:00 *天気/晴れ *気温/18
私用で2日間出ていたので川を見る間が無く情報も更新できませんでした。
土曜日夜半から降り続いた雨で、日曜日から月曜日にかけて最大で78トンの放水が有ったようです。しかし一日の放水だったので
川の濁りも比較的早く取れています。先日、纏まった溯上が始まったばかりなので濁りが続くような事が有ればと心配していましたが
現状を見る限り大丈夫のようです。かえって今までの汚れが流され良くなったのではと推測します。
高速の上手、左岸よりに川鵜10羽・鷺8羽が鮎を追っていたのが気になるが鮎が上がって来ていると言う証なので心配はしていないが
川鵜の食害が心配です。
また、高速工事も、上部工の工事が本格的に始まりました。数日見ない間ですが、どんどん出来上がっていくように思えます。
高所での作業は危険が伴い大変だと思います。先ずは安全第一に・・・
上部工事・本社・大阪市淀川区
 株式会社 富士技建

2007/03/23・観察時間/12:00 *天気/晴れ *気温/18度 *保田頭首工・水温13.5度 
お天気が良いので昼前に潮止めに観察に行くが、僅か数匹が確認出来ただけでした。もしやと思い保田頭首工に寄ってみると
魚道手前で群れている鮎を確認。ホントに見ているだけで胸の鼓動の高鳴りが感じてきた。
直ぐに漁協に連絡をして、至急午後から魚道に水を乗せてもらう段取りをしてもらい、夕方までには無事に鮎たちは
上へと上がって行ったとの連絡を頂きました。ホントに待ちに待った溯上です。体調も先日確認した大きさと殆ど同じサイズで
8cmから、大きいのでは10cmも有るような良い鮎でした。昨年の産卵時には雨も無く渇水の状態で今年の溯上を非常に
心配しましたが、今日の鮎の大きさと数を見て 何とか失いかけていたものが望みへ繋がったような気がします。
今後の溯上を期待したいと思います。

2007/03/19・観察時間/13:00 *天気/晴れ *気温/13度 *保田頭首工・水温13.5度 
三月に入り二月の暖かさが嘘のような寒さが続き鮎の溯上どころではないと感じていたが・・・本日、漁協のブラックバス駆除の
手伝いに行った時の事でした。未だ気温も高くなかったのですが大潮と西風が条件的に良かったのか今年初めて溯上する鮎を
確認できました。肉眼で体長8cm前後の大きさの群れが見えました。となりの広川でも鮎の溯上が始まったようです。
今年の内水面の鮎の稚魚の捕獲も終わったようで昨年の三分の一程度とのことのようですが、なにわともあれ今年も鮎の
溯上が確認できた事が、事の他嬉しい限りです。。。東京では例年より一週間早いサクラの開花のニュ-スが流れ、そろそろ春本番の
予兆です。今週末辺りから気温も17度前後まで上昇するとの予報なので水温も上がり溯上も活発になるのではと期待が膨らみます。
次回お知らせできる時には、画像を掲載できればと心を時めかせて居ます。今年の有田川解禁まで後67日です。
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今年の有田川アマゴ漁解禁についてのお知らせです。
特別解禁日・
4月1日(日) 一般解禁日 4月2日(月) 
解禁河川は有田川の六ヶ所の支流◆花園・高野峡◆上湯川◆室川◆修理川◆四村川◆楠本川です。
遊魚料は特解券
¥5.250- 日券¥3.150- 年券¥5.250- 遊魚期間は4月2日から6月30日でです。

2007/03/03・観察時間/13:00〜16:00 *天気/晴れ時々曇り *気温/18度 *潮止め・水温13.5度 *宮原頭首工・水温12度 
数日前からこの週末に川見と決めていたのである。有田管内で例年溯上が早く見れる広川に行ってみたが全く気配すらなかった。
その足で潮止めまで行き魚道を見ても其れらしき姿は確認できず。しかし数日前には見れなかった川鵜が数羽確認。再び車を走らせ
宮原頭首工に行く。鷺が二羽居てるので心なし少し期待をもつが鮎の姿は確認する事も無く川鵜が下手に数羽潜っていたのを
確認しただけでした。今日は大潮も重なり、風向きも良く気温も高く溯上には申し分ない条件が揃ったので楽しみにしていたのだが
実際に鮎の姿を見れなかったのが残念です。しかし下記(上部二枚)画像を見比べてみると明らかに数日前に見られなかった模様が有る。
其れは、右とは違う左画像の紋様の違いです。此れは魚が通らなければ取れない柔らかな古い藻です。必ず鮎が通る場所にしか取れない
場所なので、j毎年この時期から川見をしている中で昨日か今日の何れかで少ない数だが確実に鮎が上がったと確信を持って言えると
思います。とうとう今年も鮎のシ-ズンが始まったような気分です。

2007/02/22・天気/晴れ・気温/15度
お天気も良くお昼前に時間が取れたので潮止めまで見に行く。水温を計れば10.5度。先日より2.5度も下がっている。
前回は午後に計ったからなのだろうか???風向きも余り良くないが少し見ていたが魚影は確認できなかった。
やはり溯上は少し早いのだろう。数日でも晴天が続き気温の高い日が続けば可能性も有るのだろうか・・・
楽しみはもう少し掛かりそうです。。

2007/02/21・天気/晴れ・気温/16度
昨日、私用で清水まで行く途中ダム湖を見たが先週の一時的に降った雨で相当濁りが入っていました。
貯水量も相当下がっていたが現在では夏季限定水位近くまで回復しているので溯上時期の水量は何とか
確保出来るのではと思います。また海水温の方も気象庁の診断では日本南方の海面水温は、概ね平年並か平年より
高くなっているとの事です。広川のシロウオもカモメが多く例年より良いとの予想ですが、鮎も多いでしょうかね???

2007/02/19・天気/晴れ・水温/潮止13度・宮原11度
午後から時間が有ったので潮止めと宮原頭首工を見に行って来た。昨年の記録では、宮原頭首工3月20日の水温が10度・・・
其れに比べると、先週の纏まった雨の後にしては今日の水温は約一ヶ月も早く10度を上回っているのには驚きです。
溯上は、水温が13度もあれば十分と見るが 気温も15度前後が必要と思う。纏まった数があれば鳥山も有るが其れも無い。
肉眼で確実に確認できるまではもう少し先になるのではと推測するが、現状の水温を見る限り今年の溯上は若干早いのでは??

2007/02/18
ようやくピ-ヤの基礎となる部分の全体が見え始めてきました。また監督さんに話を聞く事も出来た。
直径1.5m・地底10数メ-トルに打ち込んでいる支柱の斜度の誤差は5cm未満にしないと検査には合格しないそうだ。
下の画像の幅が10cmだから、土の中で確認出来ない工法とは言え、現在の土木技術の凄さが伺われる。
1995年の阪神・淡路大震災後は、鉄筋の量も相当増され耐震性についても相当強固な構造物になったようです。
近年、東南海地震の発生率が高くなってきているとよく言われるなかで大地震も心配だが河川流域に住んでいる者は水害も心配だ。
当地は昭和28年の大水害の被災地でも有り地球温暖化での頻発に起こる局地的な豪雨での水害の方が心配の様な気がする。
むかしむかしの有田川のサイトで見ると当時の悲惨な惨状が確認できる。水害後の田殿平野

2007/02/11
あまりにも天気が良いので、ぶらっと川口まで出かける。車の窓をあけて走っていると季節は完全に春の様な感じだが・・・
しかし季節は未だ二月です。途中、吉原の忠魂碑の下に沢山の川鵜の群れが居た。鮎を初めとする川の小魚の天敵である。
もし、この時期に鮎でも上がっていたとすれば相当食べれるに違いない。今年も何処の河川も川鵜との戦いが始まりそうです。
有田川も毎年の事だが・・・漁協も今以上 有害駆除に力入れて欲しいと願いたいです。

2007/02/08
午後から久ぶりに二川まで出かける。以前のガマの瀬周辺の工事が気になっていたので松原から廻って行った。
ガマの瀬の道路拡幅工事は順調に進んでいるようです。
また、ダイ3の手前の蜜柑畑も全部抜かれていました。この場所も、道の拡幅にあたるのだろうと思います。
この道が出来上がるとダイ三周辺も広くなり相当車も置けるようになるでしょうね・・・

2007/02/08
(画像・下)左岸側の矢板の打っている中は基礎の元となる
直径1.5mの柱8本が、周囲の土砂が取り除かれ剥き出し状態。
其処にベ-スの生コンが打設されていた。
数日後には、支柱の上部が粉砕され鉄筋が出てくるようです。
其の後、本格的にピ-ヤの建設が始まるのだろうと思います。

左岸の現場(画像・下)から吹き出てくる水を6インチポンプ二基で
右岸まで(約150m)送り出していた。川に濁水が出ないように細心の
注意をはらっているようです。

2007/02/05
一月も殆ど雨は無かったが、二月に入っても全くと言っていいほど雨が降らない。
ダム湖の水位も下がり発電放水も2.3トンだと出ていないのに等しい程度・・・
今日の気温は14度と言ってたが汗ばむような暖かさで、梅の花も一気に咲いた様子です。
こんなに暖かな日が続けば鮎の溯上も早くなるのではと心を時めかせたいが・・・
昨年の産卵時の状況を分かっているだけに複雑な心境で・・・何とか良い状況をと祈るだけです。

基礎になるベ-スの支柱工事も、ほぼ一週間で打ち終わるようです。対岸の方は、既に矢板の打ち込みも終わり基礎の型枠工事が
始まる様子です。トンネルも本日祈願祭が執り行われたようで、此れからが本格的に掘削工事が始まるようです。
過去、日本の首相が言った言葉で・・・土木業は地球上の彫刻家だと言ったそうだが、遠目にでも日々工事現場を見ていると
正しく其の言葉が良く分かる。ホントに土木工事にしても建築工事にしてもプロの仕事は凄いですね。。。

2006/01/30
島の浚渫工事を始めてから僅か5日間で完全に工事が出来るまでの島になってしまった。
対岸の工事も順調に進んでいるようです。



2007/01/23
島の土嚢も積み終わり、昨日から浚渫工事が始まりました。島の中の濁水は、右岸の川原に貯水池を造り 
其処にポンプで汲み上げた濁水を自然浄化させ川に戻しているので川には全く濁りが出ていない。

2007/01/17

川の中に造る島の概要が見え始めてきました。
今後、この中を浚渫し島を作り再びボウリング工事を
されるようです。

1/13・川の中に島を作り、其の後橋脚工事が始まるようですが・・・この時期の水の中の作業は大変だろうと思います。
また、あと数ヶ月で鮎の溯上になりますが、鮎の通る場所が左岸側の僅かな場所なので其れも気になるところです。
今年は、河川に堆積している土を取っています。雑木が取り除かれただけでも綺麗になりますね・・・

桟橋も、年末までには殆ど完成されてました。
今後、河川工事の進捗に伴い近況をお知らせいたします。
付近の道路拡張工事も、昨年秋より開始され延長されていました。

画像は、昨年暮の画像です。

01月09日(火)
新年明けましておめでとう御座います。
今年もよろしくお願い申し上げます。

昨年秋より阪和高速道路・(海南〜吉備)間の四車線可に伴う工事が始まり、河川の工事も鮎の簗漁が終わる12月中旬から、川の中に施工する橋脚工事の桟橋
も本格工事になりました。完成までに約7ヶ月かかるそうです。

画像は、昨年暮の画像です。

施工・葛v本組 大阪市